なかい隆晃の記事

学習支援活動について

教育活動
教育活動

 昨年から、「新長田学習支援サークル」活動のお手伝いをしています。この7月の学習会で、丸1年が経過しました。JR新長田駅南広場にあります「新長田ピフレ会議室C」を一時利用し、毎月1回程度の学習会を開催しています。近隣の蓮池小学校、西代中学校や長田中学校の生徒たちが参加してくれています。小中学生に対して、主に「算数」「数学」「英語」の学習指導を行います。小学「算数」は、まずは「計算問題」ができることが目標。数の計算方法を確実にマスターして欲しい。「数」は、整数・小数・分数の3種類ありますが、「小数が苦手!」「分数が嫌い!」といった声をよく聞きます。また「計算」の種類は4パターン、「足し算」「引き算」「掛け算」「割り算」です。「割り算が苦手!」といった声をよく聞きますが、整数と小数パターンの区別がしっかりとできていない傾向をよく見受けます。小数点移動、商(割り算の答え)や余りに対して小数点の付け方を混乱させているケースも目立ちます。このように細かい指導やチェックができるのが「学習支援サークル」の良さです。次に、中学「数学」です。「式の計算」(単項式・多項式)と「方程式」の区別が曖昧な生徒をよく見かけます。負の数という「マイナスの世界」が登場し、さらに「文字式」という概念も出現します。中1の1学期でつまずいてしまった生徒は、中学3年間の数学の授業がつまらなくなってしまうことが多いのではないでしょうか?そんな時、立ち止まって「もう一度復習できる」学習環境に巡り合える生徒に対してアプローチできるのが「学習支援サークル」のもう一つの良さかもしれません。「学習塾に通いたくても通えない!」、そんな生徒や世帯に対して少しばかりの学習支援ができればという思いで、講師一同はボランティアで活動をしています。活動2年目となりますが、より多くの長田区の子どもたちとの出逢いを期待しています!「がんばれー、長田っ子!」

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