令和7年6月24日、兵庫維新の会組織団体本部の6月活動を実施しました。「淡路市役所」、戸田敦大(新)市長の表敬訪問が実現しました。以下、「淡路市」について。
平成17年、津名郡5町が合併。人口40,950人、世帯数20,372(R7/6月)。面積184㎢、淡路島全体の約3割を占める。高齢化率39.2%。前市長、R7年当初予算560億2570万円(うち一般会計390億2800万円)。積極的な企業誘致(特にパソナグループの本社移転)、観光施策(別荘やリゾート等)が話題となる。特に観光に注目すると、1年間に約1,330万人が「淡路島」に訪れます。そのうち約7割超(約960万人)が、ここ「淡路市」に訪れるとのこと。表面的には、順調な淡路市政と見えます。しかし、国の合併特例債(約285億)と震災関連負債(約35億)等の将来的な財源確保が大きな課題として眠っています。前市長は、R7の施政方針にて「第二の財政危機」と表明しました。本年4月27日、淡路市長選挙の投開票が実施。淡路市発足の2005年から初めての市長交代となりました。現職市長(79歳:自民党・公明党推薦)を無所属新人(39歳:元淡路市議)の戸田氏が打ち破りました。投票率57.28%、前回より3.03%アップ。争点は、①少子高齢化による人口減少 ②高まる観光需要の対応等。現職市長は、「企業誘致」や「5期20年の実績」を強調。一方、戸田氏は、「世代交代」「人口減少対策」「若者の定住支援」「市長給与5割削減、行財政改革」を訴えました。その後、戸田(新)市長は本年5月補正予算編成から執行。市長給与5割カットの公約を実行、行財政改革への覚悟を示しました。この一連の流れを、仲井は注目していました。しっかりとベンチマークしたいと感じていました。「改革」や「変革」という言葉を口にするのは容易いことですが、いざ実行に移すとなると「本物の覚悟」が必要となります。その覚悟、意志、精神(スピリッツやソウル)などといったものが必要不可欠と考えます。また、「議員」ではなく「首長」として、ワンランク高い「見識や胆識」も問われることと思います。そんな思いを秘めながら、今回の表敬訪問が実現したことは大きな喜びです。最後に追記として、淡路島出身の長田区民は意外に多いんです。私の先代(故人の父)もそうでした。当時、長田港には淡路フェリーの発着場がありました。中学校卒業と同時に、集団就職として神戸市内に移住した若者が多かったとのことです。そんな先代の故郷、淡路市。そして御先祖が祭られている、淡路市。私にとって、淡路市は本当に愛着があります。幼少の頃、須磨港からフェリーに乗って淡路島へ渡りました。お盆、正月シーズンは、車待機で2時間や3時間待ちが通常でした。待ち時間に、よく海釣りをしたものです。明石港からフェリーに乗って淡路島へ渡るルートもありました。あの有名な「たこフェリー」ですね!中学生時代、友達と共に自転車で明石港へ。たこフェリーを経由して、淡路島へ。自転車で海岸線を友達と一緒に走った経験もあります。淡路島一周、通称「アワいち」とも言われていますね!これからも、神戸市と淡路市が周辺都市として良好な関係を築きたいと考えています。(以上)