令和7年5月29日(木)兵庫維新の会組織団体本部の5月活動として、坊勢漁業協同組合「姫路まえどれ市場」を訪問しました。家島諸島の一つ、漁業の島と言われる坊勢島。新鮮な海の幸と活気溢れる港町。その漁業協同組合長及び参事より概要や取組等の説明を受けました。組合員数438名、漁船数821隻という、「単一漁港あたり日本一」を誇ります。令和6年度データでは、魚類は約8,115㌧、乾海苔は約2億6000万枚の水揚量、約102億の金額とのことでした。取組としては、海底耕耘、施肥、海底清掃や種苗放流等。またブランディングとして、春「華姫さわら」夏「白鷺鱧」秋「ぼうぜがに」冬「ぼうぜ鯖」を展開。一般商標や地域団体商標として位置づけています。ブランド魚をメインとしたイベントを開催。特に「ぼうぜ鯖まつり」は、なんと1日に一万人の集客をするとのことでした。さらにメディアへの掲載、そして新たな漁業経営の取組として「漁業体験見学ツアー」を実施、漁業体験見学船を所有するほどです。今後の課題として環境変化による水揚推移の対応、特に小型船曳網漁業や磯端漁業が厳しく廃業者はほとんどこの漁業種から。また人手不足の問題も深刻化しているとのことでした。以上、概要の報告でした。ありがとうございました!
坊勢漁協「姫路まえどれ市場」を訪問~兵庫維新の会組織団体本部の5月活動~
