令和7年5月12日(月)、JR神戸駅南(ハーバーランド)にある神戸市産業振興センターへ。兵庫維新の会組織団体本部の活動として、原神戸市会議員(垂水区選出)と共に「神戸市商店街連合会事務局」を訪問。そして村上専務理事兼事務局長から、神戸市内の商店街の状況をヒアリングさせていただきました。まずは、「後継者不足」(人材不足)という言葉から。次に、買い物形態の変化により商店街の「消費低迷」が大きな問題であると。意識の変化、ネット購買の隆盛。電子化の流れは高齢店主には困難が生じており、特に電子決済における手数料の負担や現金化されるまでの期間(タイムラグ)が生じているとのことでした。結果、日銭の慣習が崩れ短期的な資金ショートに陥ってしまうケースも。また商店街のアーケードの修繕や改修費用は高負担であり、各商店街組合が頭を悩ますところとのこと。昔は撤去費用には助成金や補助金はなかったが、今は県市で最大700万円程度の助成が制度化。しかし、その結果商店街の廃業や組合の解散という事例も増えてきたのが現状。神戸市内の商店街の特徴として、三宮・元町の「近郊型」(観光客、インバウンド)とその他「地域密着型」に大別できるということ。勢いのある商店街は、「岡本」「水道筋」「板宿」「東山」等。先日の「新開地音楽祭」では、近隣の東山商店街では買い物行列ができていたとのことでした。集客イベントは効果的な事例ですね!水道筋商店街は、「元町夜市」の形態が上手くいっているケース。また、空きテナントについて「八百屋」や「ドラッグストアー」の入れ替えが多いのが特徴とのことでした。最後に、政治に対しての要望は?という質問に対しては、「もっと消費拡大を!」という回答でした。以上、概要の報告でした!
神戸市商店街連合会事務局を訪問~市内商店街の状況等のヒアリング~
